源氏物語ミュージアム

源氏物語ミュージアム┃平安文学の傑作に触れる

エリア:
シーン:

こんにちは!ひなたログです☀️
本日のひなスポは、宇治にある源氏物語ミュージアム。
こちら魅力をご紹介します!

基本情報・マップ

施設名宇治市源氏物語ミュージアム
所在地京都府宇治市宇治東内45−26
アクセス京阪/宇治線宇治駅徒歩8分
JR/奈良線宇治駅徒歩15分
バス停京阪宇治下車徒歩8分
営業時間09:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始
入館料大人:600円
小人:300円
※障がい者手帳提示で半額
駐車場普通車:100円/30分(15台分)
バス:2,500円/回(バス駐車場は予約優先)
駐輪場なし
お手洗い多目的トイレあり
自販機なし
※館内にカフェあり
ベンチなし
※館内にカフェあり
テーブルなし
※館内にカフェあり
おたばこ館内禁煙
公式HPhttps://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/

こんな人におすすめ―人混みから離れたい方へ

  • 源氏物語が好きな方
  • 観光地の人の多さにつかれた方

源氏物語が好きな方

言わずもがな、源氏物語が好きな方は、必見です。源氏物語の世界はもちろん、当時の衣装や、風俗を堪能できます。こちらで印象的な経験をしたので、後述のミニエッセイでご紹介します。

観光地の人の多さにつかれた方

観光地らしいにぎやかさから少し離れ、静かに過ごしたい方にぴったりの場所です。

館内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと源氏物語の世界に浸れます。喧騒を忘れて、心と体をリセットしたいときにおすすめです。

ひなスポの魅力―展示だけではない。日光に囲まれた空間

本当は源氏物語ミュージアムの展示について触れたのですが、こちらは日光のメディア。今回はその目線で、こちらの魅力に迫ります。展示が気になる方は、こちらをご覧ください。

  • 隣の公園でのびのびとひなたぼっこ
  • カフェで体験する上質な日本茶
  • ミュージアムショップで素敵な思い出

隣の公園でのびのびとひなたぼっこ


ミュージアムに隣接する公園では、広々とした芝生と木々に囲まれながらのんびりと過ごせます。

ベンチや遊具もあり、散歩や読書をしながら日光浴を楽しむには最高の場所です。小さなお子さん連れでも安心して訪れられる場所ですよ。

源氏物語ミュージアムの隣の公園と遊具

木陰に囲まれたベンチでは、やさしい風を感じながら、のんびりとしたひとときを過ごせます。

観光の合間にひと息つけるひなスポ。季節によって移り変わる自然の表情にも注目です。

源氏物語ミュージアムの隣の公園のベンチと木陰

余談ですが、宇治市は、アニメ『響け!ユーフォニアム』の舞台でも有名です。宇治川沿い、平等院鳳凰堂の近くには「久美子ベンチ」もあるよう。

私は、このアニメのファンで、個人的にテンションがあがり、思わずパシャリしました。

※こちらは常設ではない可能性が高いです。あらかじめご了承ください。

アニメ『響け!ユーフォニアム』のパネル

カフェで体験する上質な日本茶

館内のカフェ「雲上茶寮」では、宇治の上質な日本茶を心ゆくまで楽しめます。

静かな空間でいただくお茶は、香りも味わいも格別。観光の合間にゆっくり休憩したい方におすすめです。

雲上茶寮入口

モダンな内装の、落ち着いた店内。静かな空間でいただくお茶は、時間がゆっくりと流れます。地元の方であろう方がくつろぐ姿もあり、地域に根ざした空間が広がっています。

雲上茶寮の店内

おすすめは、濃厚な玉露。旨味がギュッと詰まった一杯に、日頃の疲れもすっと和らぎます。淹れ方にもこだわっており、温度も完璧でした。低温でじっくり淹れた玉露は至極です。

なお、玉露は空腹で飲むと、胃が痛くなりますので、あらかじめ食事してから喫茶することを強くおすすめします。

雲上茶寮の玉露

ミュージアムショップで素敵な思い出

文化体験コーナーでは、ポップな装置で日本の伝統文化に触れることもできます。

雲上茶寮に併設している文化体験コーナー

ショップでは、源氏物語をテーマにしたオリジナルグッズや、宇治ならではのお土産が手に入ります。日常に彩りを添えてくれるような素敵なアイテムばかりでした。

雲上茶寮の隣のミュージアムショップ

「日々是好日」の掛け軸もあり、静けさと和の心を感じることができます。心を整え、ゆったりとした気持ちで過ごせる空間があります。

雲上茶寮の中の「日々是好日」の掛け軸。

注意ポイント

館内には自販機がありません。店内のカフェをご利用いただくか、あらかじめ飲み物を持参してください。ただ、館内で飲んでいい場所などは、スタッフの方や、施設内の案内を確認し、従ってくださいね。

ひかげスポット―緑の木陰が作る癒やしの時間

ミュージアム入口までの道には、美しい木陰が広がっています。夏でも涼しく、心地よい風が吹き抜けます。まるで自然のトンネルのようなこの道も、癒しのひとときにぴったり。

入口までの木陰の道

木のアーチが連なるこの小道は、写真映えも抜群。やさしい光が差し込む中、のんびりと歩くだけで気持ちがリフレッシュされます。

入口までの木陰の道。木のアーチ

公園へと続くこの道は、静けさと緑に包まれていて、まさに隠れた癒やしスポット。その日の観光のシメ、あるいは夜楽しむためにエネルギーを蓄えるひと休みとしてご利用ください!

入口までの小道。公園にもつながっている

周辺情報

周辺には目立った施設はありません。こちらに向かうまでの道もとても落ち着いています。

ですが、魅力的なひなスポはたくさんあります。駅からの道中に宇治川が流れていますが、とても広く、涼しい場所です。

また、川の向こうには世界遺産の平等院鳳凰堂。観光地としてはもちろん、日光を浴びるにも最高のひなスポです!

まちと私のミニエッセイ―源氏香を体験しました

香道を体験できるのが、他にはないこちらの魅力でしょう。香道とは、香木を焚き、その香りを鑑賞する日本古来の芸道です。こちらではその香道の1つ、源氏香を体験できます。

源氏香とは、5つの香りが用意され、それをあてるゲーム。こちらでは、営業日ごとに5つ香りが用意され、実際に挑戦できるようになっています。

写真にあるこの謎の記号は、香りの組み合わせを意味します。写真右、緑の背景の記号を例にお伝えすると、左から3番目と5番目が同じ香り、残りは違う香り、という意味です。

香道を体験した結果

そして、その組み合わせにはすべて雅な名前がついています。この日の答えは「花宴(はなのえん)」でした。

実際に挑戦するも、残念。外してしまいました。2つ目と4つ目も同じ香りだと思ったのだけどなあ。ちなみに、私が正解だと思った組み合わせは「花散里(はなちるさと)」と呼ばれています。

気になる方のために、組み合わせの一覧もご紹介します。こちらよりご覧ください。

参考:日本香堂「香道とは」

日本には、「道」つくものが数多くあります。剣道・柔道・茶道・華道・書道、そして香道などなど。剣道や茶道などは、経験された方も多いのではないでしょうか?

私は書道が好きで、たまに筆を持ちます。最近は高野切(こうやぎれ)を臨書し、和歌を書くことにも挑戦しています。ちなみに臨書とは、古典を手本に、真似て書くことです。

この香道、源氏香も魅力的と感じました。どれもいい香りですが、その微妙な違いに感覚を研ぎ澄ませ、目に見えないものを汲み取ろうとする時間のなかで、普段使わない感覚を使ったような気がします。

皆さんが心頭滅却できる時間は何ですか?ぜひ、心も体も涼しくなれるような時間を作ってみてください。


源氏物語ミュージアムのご紹介は以上です。こちらのひなスポはいかがでしょうか?

陽の光をめいっぱい浴びたい人、普段のお散歩がマンネリ化している人。ぜひ、こちらでゆったりとした時間を。

ご意見・ご感想、お待ちしております。大きな励みになります!

他のひなスポもご紹介!お気に入りのひなスポを見つけてみてください。
日光浴を楽しむための特集も発信しています!

☀️日光浴におすすめの場所(ひなスポ一覧)
☀️日光浴をもっと楽しむ特集記事はこちら

YouTube・TikTok・Instagramでも、ひなスポを発信!お好きなSNSでご覧くださいませ。


永井 達也

1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶

年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
日光と身近な生活を送るために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。