平等院鳳凰堂

平等院鳳凰堂┃優美な世界遺産に触れる

エリア:
シーン:

こんにちは!ひなたログです☀️
本日のひなスポは、宇治にある平等院鳳凰堂。
こちら魅力をご紹介します!

基本情報・マップ

施設名平等院鳳凰堂
所在地京都府宇治市蓮華117
アクセスJR宇治駅徒歩10分
京阪宇治駅徒歩10分
営業時間■庭園 8:45~17:30(受付終了 17:15)
■鳳翔館 9:00~17:00(受付終了 16:45)
拝観料大人:700円
中高生:400円
小学生:300円
※障がい者手帳提示で、本人および介添人1名を半額
駐車場なし
※付近に平等院南門前の民営「宇治駐車場」あり
駐輪場なし
お手洗い多目的トイレあり
自販機なし
ベンチあり
テーブルなし
おたばこ境内禁煙
公式HPhttps://www.byodoin.or.jp/

こんな人におすすめ―ゆったりした時間が欲しい人へ

  • 静かに観光したい方
  • 涼んで過ごしたい方

静かに観光したい方

平等院鳳凰堂といえば、世界遺産にも登録された歴史的建造物です。もちろん多くの方が観光で訪れるので、混雑もあります。

しかし、広い敷地と、鳳凰堂が水に囲まれているため、どこか落ち着いた空気が漂います。

写真を撮りたい方や、ガヤガヤした雰囲気が苦手な方にもぴったり。ゆっくり境内を散策しながら、鳳凰堂の美しさを堪能してください。

より、静かに過ごしたい方は、近くを流れる宇治川がおすすめです。平等院に行く前後で涼むのはいかがでしょうか?

涼んで過ごしたい方

境内には、鳳翔館というミュージアムがあります。こちらには、ベンチや広めの休憩スペースがあります。屋根がついた柔らかいスペースで、腰を下ろすことができます。

鳳翔館の休憩地

ひなスポの魅力―実は緑がたっぷり

なんといっても、鳳凰堂の正面に立つ瞬間の圧倒的な存在感。

朱塗りの柱、屋根の流線美。水がそれらを映します。レッサー・ウリィの絵画のように伸びやかに水に広がります。

平等院鳳凰堂全景

藤棚の下を歩けば、甘い香りに包まれ、季節の移ろいを五感で感じます。藤の花が咲く5月上旬ごろは特におすすめです。

平等院鳳凰堂の藤棚

歩くたびに「ザクッ」と響く砂利の音が心地良いです。水の周りには緑が植わっています。

平等院鳳凰堂を囲む砂利道

境内の小川沿いには涼しげなスポットもあり、風も相まり気持ちいい涼みどころとしておすすめです。

平等院鳳凰堂に流れる川。涼み処にいい

注意ポイント

  • 砂利道の多さ
  • 日陰の少なさ

砂利道の多さ

敷地内のほとんどが砂利敷きです。ヒールやサンダルの方は歩きにくいです。歩きやすいスニーカーなどで訪れることをおすすめします。

日陰の少なさ

庭園エリアは開放的で、日差しが強い日には日陰スポットが限られます。日傘・帽子・水分補給を忘れずに。午後の早め訪問がおすすめです。

ひかげスポット―ぽつぽつ木陰があります

入口付近や藤棚の下に、木陰スポットが点在しています。さっと腰を下ろせるベンチもあり、日差しが気になるとき、ひと休みするのにぴったりです。

平等院鳳凰堂入口の道。砂利が多く、木陰も充実

また境内中央にも緑が茂るエリアがあり、意外と広い木陰が確保できます。

敷地内の木。広い木陰がある

周辺情報―平等院表山道をたずねて

平等院表参道沿いには、老舗のお茶屋やカフェが並びます。中村藤吉平等院店もこの近くに位置します。

歩いていると見つけたますだ茶舗では、お茶やスイーツが並びます。この日は人がたくさん集まっていました。

平等院表参道。ますだ茶舗前

通りは広く抜けており、高い建物もなく、空が大きい、散策が気持ちいいエリアです。

平等院表参道。通路全体の道

伊藤久右衛門でもたくさんのお茶が並んでおり、前を通るだけで甘くいい香りが漂いました。

平等院表参道。伊藤久右衛門前

まちと私のミニエッセイ―「仏像に似てるね」

平等院の中には、鳳翔館というミュージアムが併設されています。こちらには、国宝に指定されている「雲中供養菩薩」という仏像が。この菩薩さまは、そのどれもが空を舞い、雲に乗って飛んでいるように見えます。

雲中供養菩薩は、珍しい特徴が。それは、52の菩薩さまで1つのまとまりとして扱われていること。内、28体は楽器を演奏しており、オーケストラのよう。他の菩薩さまは、舞を舞い、また合掌しているものも。

参考:国土交通省「雲中供養菩薩」

実際、鳳翔館に行くと、これらが宙を舞うように展示されており、それは見事な光景です。それを同行人と見ていたら、

「これに顔似てるね!」

と言われました。見ると、北25号と称する菩薩さま。膝をつき、蓮台(死者の魂を載せる台)を持っています。

参考:ほとんど0円大学「京都アカデミアウィークで学ぶ、平等院鳳凰堂「1000年の時空を超える、極楽浄土への憧れ」」

仏像に顔が似ていると言われたら、その感想は十人十色だと思います。率直に言って、私は嬉しかったです。

仏像と一口にいっても、如来さまに、菩薩さま、明王さまと、さまざま。なかでも菩薩さまは、「悟りを求めるもの」を意味するようで、人を救うことに力を入れているそう。

そのため、如来さまと異なり、まだ悟りはひらいておらず、人間と同じように、どこか不完全な一面も。それが親しみやすさにもつながるのでしょう。

参考:大谷大学「菩薩 | 生活の中の仏教用語 | 読むページ」

人のために苦心し、道を求めている姿に似ている、と言われると私にもそのような強い芯があり、それが顔に出ているのかと浮かれてしまいました。それが嬉しかったと思うゆえん。

いえいえ。単に薄い顔立ちで、たまたま顔の方向性が似ただけ。これが現実ですね。でも、菩薩さまに似ていると言われるのは嬉しいものです。

偶然、顔立ちが似ているだけではなく、その中身も似通っていくように努めなければなりません。

皆さまが日光と身近で健やかに過ごせるような情報を発信し、少しでもお役に立てるよう、精進してまいります。


平等院鳳凰堂のご紹介は以上です。こちらのひなスポはいかがでしょうか?

陽の光をめいっぱい浴びたい人、普段のお散歩がマンネリ化している人。ぜひ、こちらでゆったりとした時間を。

ご意見・ご感想、お待ちしております。大きな励みになります!

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永井 達也

1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶

年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
日光と身近な生活を送るために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。