
花のみち(宝塚大劇場前)
こんにちは!ひなたログです☀️
本日のひなスポは、宝塚にある花のみち。
こちら魅力をご紹介します!
基本情報・マップ
施設名 | 花のみち |
所在地 | 兵庫県宝塚市栄町1丁目 |
アクセス | JR・阪急宝塚駅徒歩3分 |
営業時間 | 24時間営業 |
駐車場 | 花のみち駐車場 8:00~22:00(入庫は21:30まで) 200円/30分。1日最大料金の設定なし 夜間留置の場合は営業時間外一泊1,500円 |
駐輪場 | 宝塚自転車駐輪場 5:00~翌1:00 自転車:100円/日 |
お手洗い | 花のみちセルカ内 多目的トイレ・ベビールームあり |
自販機 | なし |
ベンチ | あり |
テーブル | なし |
おたばこ | 敷地内禁煙 |
公式HP | https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/277 |
こんな人におすすめ
おすすめの使い方は大きく3つあります。
- 宝塚大劇場に行く予定の人
- おしゃれな風景を楽しみたい人
- 静かな時間が欲しい人
宝塚大劇場に行く予定の人
通りには宝塚大劇場があります。大劇場に行く方は、必ず通る道ですね。隣には宝塚ホテルが並び、こちらもまた、見事な外観となっています。

おしゃれな風景を楽しみたい人
この通りは、景観がよく計算されており、本当にいい道です。いるだけで、自分自身もおしゃれなのでは?という気分になります。散歩するだけで、気分が上がってくる道です。

静かな時間が欲しい人
こちらは人が落ち着いており、本当にいい道です。大劇場でお芝居があるときは、人で溢れますが、大劇場がおやすみの日になると、人が落ち着いています。

ですから、人がいないところでのんびりしたい、自分の時間を大切にしたい人は、こちらで過ごす時間をおすすめします。
ひなスポの魅力
こちらには以下の魅力があります。詳細をご紹介します。
- 異国感漂う風景
- 散りばめられたタカラヅカ
- 広々とした川沿い
異国感漂う風景
先程も景観がいいと触れましたが、全体的に異国感が漂います。ヨーロピアンな景観が広がります。赤い屋根や白い壁。限られた色数を効果的に散りばめています。

明るい色を基調としているので、気持ちも自ずと明るくなります。特に晴れた日には、ピッタリの景色です。
散りばめられたタカラヅカ
何を隠そう宝塚大劇場がありますから、当然タカラヅカも散りばめられています。ファンにはたまらない景色ですね。

通りにある大劇場にいけば、言わずもがなですが、通り全体がそもそもタカラヅカの世界観を壊さないようにできているでしょう。

タカラヅカは様々な演目が日々上演されていますが、欧米を舞台にした作品も多くあります。ですから、そのような演目を見たあと、劇場から通りに出ても、余韻を壊さずに過ごすことができるのではないでしょうか?
映画を見たあとに、場内を出ると、一気に現実に引き戻されることがあります。ですが、しばらくは作品の余韻に浸って、次の日の活力にしたいですよね。
おしゃれな景観は、観劇が好きな人のそのような気持ちに寄り添ってくれるのではないでしょうか。
広々とした川沿い
通りに並走するように、川が流れています。武庫川(むこがわ)という川が流れていますが、これもまた広々としており、水も透きとおり、きれいです。散歩するにもいい景観です。

河川敷も広く取られており、歩くだけでも気持ちがいい川です。このような川を歩くと、ぼーっとできますね。
水辺を歩くと、水のおかげで、他の場所よりもいくらか涼しく感じます。水辺を感じることは意外と難しい。ですが、こちらでは、水辺を楽しむことも叶えてくれます。
注意ポイント―上演の日の人の多さと川沿い
こちらには主に2つの注意点があります。
- 上演の日の人の多さ
- 川沿いに行く道は限られている
上演の日の人の多さ
先ほども少し触れましたが、上演の日は人が多くなります。実際、私が行ったときも、人が非常に多かったです。宝塚大劇場と宝塚ホテルの間には駐車場があるのですが、観光バスでぎっしりになっていました。
ただし、これは一時的なものです。上演前と上演後の人の出入りのみで、それ以外は静かな時間が流れています。詳細は、上演スケジュールをご覧ください。
川沿いに行く道は限られている
川沿いの魅力にも先ほど触れましたが、1つだけ注意点が。それは、河川敷へのアクセスが限られていることです。
基本的に、橋の周りにしか、他の道へと続く導線がありません。あとは阪急線宝塚駅の近くだけ。駅や橋の間には、他の道へと戻る道がほとんどありません。
こちらの写真は、宝塚駅から武庫川の河川敷へとつながる道です。地味に大切なので、お写真を載せます。

場所を知りたい方はこちら!(※Google Mapにアクセスします)
実際、筆者は「なんとかなるだろう」と河川敷を歩いたら、思いの外道がなく、結局大回りをしました。こちらはご注意ください。
ひかげスポット―木陰が続くみち
ある意味で、花のみち全体が木陰になっています。花のみちは並木道です。

道の多くに木が植わっており、自然と木のアーチを作ってくれます。このような道は本当にいいですね。ですから、木陰の心配はご無用です。

ただし、若干眩しさはあります。日傘や、サングラスで眩しさ対策を講じたほうがいいです。景観を楽しむためのちょうどいいサングラスを過去にも紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。
ちなみに、東京ですと、外濠公園が木のアーチを作ってくれる道で、このような並木道は、没入して楽しめます。過去にひなたログでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
花のみちは、観劇の余韻を楽しみながら、静かに自分と向き合える特別な道です。ぜひ次の宝塚訪問時に、立ち寄ってみてください。
周辺情報―ソリオ宝塚・宝塚阪急
花のみちは、阪急宝塚駅から始まり、伸びています。特に駅前には、飲食店も充実しています。特に利用することが多いであろう施設が、ソリオ宝塚と宝塚阪急です。両方、駅に直結しています。
なかでもおすすめがソリオ宝塚。こちらには、飲食店や、本屋さんなど充実していますので、とても便利です。
私が、その中でも特におすすめしたいのが、ロムレットとスタンド モルト。
ロムレットは、オムレツ専門店で、本当に美味しいフワッフワのオムライスが食べられます。そして、量がかなり多い。普段、大盛りを食べる人は、本当に大盛りにしていいかよく確認をしてください。
スタンドモルトは、立ち飲みの居酒屋です。おつまみは冷蔵庫からとってくる昔ながらのスタイル。お値段もお手頃で、ビールとハイボール、おつまみ一品で1500円ほどでした。ちょっと一杯、におすすめです。
まちと私のミニエッセイ―”失われた装い”を訪ねて
花のみちの道中には、宝塚大劇場があります。私は以前、初めて日比谷でタカラヅカを観劇したのですが、ついに本場である宝塚大劇場で観劇する機会に恵まれました。
ひなたログでは実は、「日比谷ステップ広場」のミニエッセイでタカラヅカに触れています。
こちらでは、初心者の視点で、タカラヅカの基本情報に触れました。そこで今回はもう少し、私個人からみたタカラヅカの魅力を掘り下げようと思います。
私は年間500回、1日2回以上散歩に赴くこともある、無類の散歩マニア。考えごとをしたり、日光を浴びたり、その日の安眠のために体を動かします。しかし、他にも趣味がたくさんあります。
その1つがファッション。特にスーツスタイルを中心とした、トラディショナルな服装を偏愛しています。
また、007などの映画をきっかけに、フォーマルな装いであるタキシードへの憧れも。よりフォーマルとされる燕尾服にも、自ずと関心が。「一体、どんなもの?」という方は、こちらをご覧ください。
ただ、タキシードや燕尾服。夜の饗宴にふさわしい装いに対して、こう思うはず。
「いやあ、タキシードは持っていないし、着ていく場面もないよ・・・」
「タキシード着ている人なんて、一度も見たことないなあ」
「燕尾服って、今でも残っているの?そもそも、燕尾服ってなに?」
おっしゃるとおり。私もタキシードは持っていないし、日常で見かけることはありません。しかし、タカラヅカにはある。
実はタカラヅカでは、過去に007を原作とした演目『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』が上演されたことがあります。そのときにはもちろん、原作をリスペクトしたタキシードが登場しました。
そればかりではなく、歌と踊りで構成されるレビューのなかに、定番として「男役群舞」というシーンがあり、高確率でタキシード姿を見ることができます。
また、日比谷のChanter(シャンテ)では、時々、近々で上演された演目の衣装展が開催されており、間近で衣装を見ることができます。
それらを見ると、現代では消えつつある、登場機会が少ない装いや文化を垣間見ることができます。
1930年代が舞台なら当時のディテールを模したスーツが、饗宴が舞台ならタキシードや燕尾服が。失われつつある衣装を見ると、感慨深い思いが湧き上がります。
もちろん、舞台の衣装ですから、実際より派手になったり、現実にはないディテールもあります。しかし、それを分かっていても、現代の生活にはない装いを見ることができるのは貴重です。
男役のジェンヌさんは、所作も研究し尽くしているそう。タバコや葉巻の咥え方、カクテルグラスの持ち方など。振る舞いも含めて初めて、衣装や演者さんが魅力的に映るもの。
舞台には、衣装のみならず、失われつつある所作も残っているのでしょう。それが嬉しくてなりません。
舞台は非日常。たとえ現代劇であっても、日常にはない、理想的な姿が演出されます。それらを通して、今は薄れゆく文化を知ることができる。それだけでも、観劇に行く意義はあると思うのです。
タカラヅカでなくても構いません。歌舞伎でも、落語でも、他の劇団のどんな芝居でもいい。ぜひ、劇場に足を運び、非日常と失われたときを目の当たりにしてみてください。
参考:中本千晶『タカラヅカの解剖図鑑』(2019)
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花のみちのご紹介は以上です。こちらのひなスポはいかがでしょうか?
陽の光をめいっぱい浴びたい人、普段のお散歩がマンネリ化している人。ぜひ、こちらでゆったりとした時間を。
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永井 達也
1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶
年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
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