梅雨時、座って作業している女性

雨の日でも日光をあきらめない!雨天時の日光浴とは?

こんにちは!ひなたログです☀️
こちらはより気楽に、快適に日光浴をするためのコラム。ひなた特集―ひな特―です。
太陽を浴びてスッキリしたいけど、気になることもいろいろ…という方に向けたものです。

梅雨入り宣言されました

気象庁により、今年関東甲信地方では、6月10日に梅雨入り宣言がされました。一番早い梅雨入りは、九州南部で5月16日。

例年、梅雨明け宣言までは1ヶ月ほどの期間があります。ここから1ヶ月、雨の日がちょこちょこと続きます。

参考資料:ウェザーニュース「関東甲信地方と北陸地方が梅雨入り 昨年より10日以上早い 気象庁発表」

梅雨明けしても猛暑日と豪雨で、外出が難しい…

さらに最近は、梅雨明けしても、激しい猛暑が続きます。昼は暑すぎて外出が難しくなりました。その影響で、特に関東甲信地方では、スコールのような雨が2〜3日置きに降るようになりました。

梅雨から真夏に向かい、およそ9月くらいまで、思うように外に出られない日が続きます。

そこで今回は、雨の日でも日光をあきらない!と題して、雨天時の日光浴の方法に触れながら、心身を整える方法をご紹介します!

この記事をご覧いただくと、雨の日だけではなく、日照量や日照時間が少なくなる冬にも応用していただけます。

最後までご覧いただき、日光がそばにある生活をお過ごしください。

こんな方は、ぜひお読みください

  • 雨が続いて日光に当たれず、気分がすっきりしない方
  • 日光浴をしたいけど、外出が億劫に感じる方
  • 日照時間が少ない地域にお住まいの方

太陽をなかなか浴びることができず、いまいちスッキリしない方も多いと思います。そのような方にお届け!

また、外出が難しい事情を抱えている方、日照時間が少ない地域にお住いの方にも応用が効く内容です!

雨の日こそ、日光浴が必要な理由

  • 日光を浴びて、セロトニンの分泌を促し、快適になるため
  • セロトニンを増やすことで、ぐっすり眠れるようにするため

雨天時は、どうしても室内にこもりがちになり、自然と太陽に触れる機会が減ってしまいますよね。

すると、十分にセロトニンが作られず、気分が落ち込んだり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の一種で、脳の興奮を鎮めて精神を安定させる作用があります。

日光には、このセロトニンの分泌を促す働きがあります。セロトニンが多いことで、気分が安定して快適に過ごせるとお考えください。

参考資料:「自律神経と日光浴の関係は?」

自律神経のバランスが乱れると、睡眠の質が低下します。実際、梅雨の時期は、約20%の人が「睡眠の質が下がる」と感じているようです。これは、セロトニンの分泌が減ることが原因のひとつと考えられます。

参考資料:「梅雨時期、約8割以上が『睡眠の質低下』の可能性」

反対に、セロトニンが分泌されるほど、睡眠の質が上がるという研究成果があります。そのことに言及した記事を書いています。

雨の日でも日光浴をするメリット

  • 気持ちを整えて、だるさなどを軽くし、快適に過ごせる
  • 夜、ぐっすりと眠ることができる
  • 昼も夜も安定することで日常生活の幸福度が上がる

要点は、機嫌よくいられること!そのためには、よく眠り、よく陽を浴びることが大切です。よく眠ることは、メリハリのある生活につながり、ご機嫌でいることに直結します。

参考資料:「日光によるセロトニン分泌の仕組みとは?窓越しの効果についても紹介」

また、日光浴の習慣がある人は、睡眠の質や、幸福度が高い傾向にあるという調査結果もあります。ぐっすり眠れて、幸せに過ごすために、日光は大きく関係しているようです。

参考資料:「梅雨時期、約8割以上が『睡眠の質低下』の可能性」

雨の日でも日光浴をする方法

  • 窓辺にいる時間を増やす
  • がんばって散歩もしてみる

窓辺にいる時間を増やす

「曇っている日や、雨の日に日光なんて浴びられないのでは?」

と思う方もいるかもしれません。ですが、室内にいてもある程度の効果は期待できます!

カーテンを開けて窓際で過ごすだけでも、太陽光を間接的に浴びることができます。朝の支度や食事、読書などを窓際で行うのがおすすめです。

ただし、もちろんですが、直射日光を浴びたほうが効果が高いです。そのため、雨天の場合は普段より、長めに窓際に入ることをオススメします。

また、網膜が陽を浴びることで、セロトニンが分泌されます。そのため、サングラスはせず、時々、窓を眺めてみてください。どうしても眩しいときは無理は禁物です。窓の近くにいれば大丈夫です。

参考資料:「日光によるセロトニン分泌の仕組みとは?窓越しの効果についても紹介」
参考資料:「曇りや雨の日にも十分なセロトニン!日光を味方につける方法」

がんばって散歩もしてみる

そうはいっても、散歩をする、つまりは外出する方が効果は高いです。雨の日に外には出たくないという方が多いのは百も承知ですが、これを隠すわけには行きません。

お気に入りの傘を買ったり、雨の日だけの涼しさや、傘に雨粒が当たる音などを楽しんでみてはいかがでしょうか?

実際、私は、雨の日に傘に当たる雨粒の、変則的なリズムに夢中になってます。雨天だからこその楽しみです。

散歩の効果についてまとめた記事もあります。これが散歩へのモチベーションにつながったら嬉しいです!

雨の日に気をつけるべきポイント

  • 部屋の明かりだけでは光が足りない…
  • 曇りや雨の日って意外と明るい!のだが…

部屋の明かりだけでは光が足りない…

「日光がほとんど届かないなら、LEDとかで、部屋を思い切り明るくすればいいじゃないか!」

こう考える方もいるのでは?お気持ちはわかります。しかし、残念なことに、効果はあまり期待できません。

実は、セロトニンを活発にさせるには、2,500ルクス以上の光が効果的とされています。

ルクスとは、照度の単位。どれだけ明るく照らされているかを示します。たとえば、間接照明だけのおしゃれな空間が100ルクス程度、オフィスの明るさが500ルクス程度です。

オフィスなど、活動に十分な明るさでも500ルクス程度で、セロトニンに必要な2,500ルクスには足りません。

参考資料:「光の単位を解説!ルーメン、カンデラ、ルクス!」
参考資料:「日光によるセロトニン分泌の仕組みとは?窓越しの効果についても紹介」

曇りや雨の日って意外と明るい!のだが…

実は曇りや雨の日って、ルクスで見ると意外と明るい。曇りの日の屋外では、10,000ルクス以上!雨の屋外でも5,000ルクス。セロトニンには2,500ルクスあればいいので、十分。

ただし、これは屋外にいるときのはなし。屋内で十分な効果を得るには、長めに光を浴びる必要があります。

実は、晴れた日の屋外は、100,000ルクスも!晴れた屋外なら30分も浴びたら十分。屋内でも、セロトニンに十分な2,500ルクスが確保できます。

ところが、曇りの日は10分の1程度、雨の日は20分の1程度に。そのため、曇りや雨の日は、1時間以上、屋外で過ごすことが推奨されます。

ですが、雨の日は屋内に居たいですよね。以上から、2時間程度は窓際などで過ごすといいでしょう。

これはあくまでも目安です。現実問題、窓の側にずっと張り付くことはできないと思います。ただ、窓辺を意識すれば、気がついたときに、光を確保できると考えています。ぜひ、頭の片隅においてくださいね。

参考資料:「梅雨時期、約8割以上が『睡眠の質低下』の可能性」
参考資料:「曇りや雨の日にも十分なセロトニン!日光を味方につける方法」

まとめ―雨の日も、日光の力をかりて

梅雨や雨の多い季節は、気分が沈みがちになるもの。ただ、ちょっとした工夫で日光の恩恵を受けることができます。

まずは窓際で過ごす時間を増やしてみる。ちょっとだけ、意識して光を取り入れるだけで、気持ちはぐっと変わります。

そして、曇天や雨が増える時期は、晴れている日が貴重になります。晴れているときに目いっぱい日を浴びようという気持ちも一緒に育ててほしいです。

太陽を身近に感じながらも、

「太陽って貴重なものなんだ」

と思うだけで、自ずと外に出たり、窓際にいる時間が増えるのではないでしょうか?

特に、日照時間が短い地域にお住いの方は、より一層、日光と向かい合ってみるきっかけになれば嬉しいです。

雨の日も、日光を諦めるなかれ。ひなたを感じる暮らしをお過ごしください。

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永井 達也

1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶

年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
日光と身近な生活を送るために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。