
【文京区】気持ちよくつかれる散歩コース紹介!―樋口一葉ゆかりの地をたずねて
☀️この記事のポイント☀️
- 文京区の春日駅〜本郷三丁目駅エリアの、ちょうどいい負荷の散歩コースを提案
- 樋口一葉ゆかりの地というテーマで、散歩ついでにちょっと歴史を体感
- 散歩後におすすめのカフェ「金魚坂」の紹介記事も掲載
こんにちは!ひなたログです☀️
こちらはより気楽に、快適に日光浴をするためのコラム。ひなた特集―ひな特―です。
本日は、文京区は春日駅〜本郷三丁目駅周辺で、ちょうどよくつかれる気持ちのいいコースをご紹介します!
実際のルート
実際のルートはこちらです。Googleマップでは所要時間30分とありますが、途中で休憩などを挟むなら、1時間は見てもいいでしょう。以下に、次までの移動時間をまとめます。
- 樋口一葉菊坂旧居跡(次まで3分)
- 旧伊勢屋質店跡(次まで10分)
- 樋口一葉終焉の地(次まで10分)
- 西方公園(次まで12分)
- 法眞寺(本郷三丁目駅まで6分)
主要スポットの紹介
ではここからは主要スポットを紹介しながら、大まかなルートと併せてご案内します。1点だけご理解いただきたいのが、基本的に静かな住宅街を歩くことが大半のルートです。
そのため、写真撮影などは慎重に、お住いの方のご迷惑にならないように注意してください。
樋口一葉菊坂旧居跡
明治期、若き一葉が暮らしていた旧居跡です。現在は、家が残っているのみとなりました。正直、これを知らずにいたら、見逃してしまいそうです。

旧居跡のすぐそばには、使われなくなった古井戸が残されています。一葉もここで水を汲んでいたのでしょうか。災害時は生活用水として利用できるようです。飲用ではないのでご注意ください。

旧伊勢屋質店跡
旧居跡から少し歩くと、菊坂へと続く小道に出ます。このあたりは静かな住宅街です。

さらに進むと、細い階段が現れます。この階段が菊坂につながります。

一葉が生活費を工面するために質入れをしていた伊勢屋質店跡。今は店舗は残っていませんが、菊坂通り沿いの歴史スポットとして知られています。

樋口一葉終焉の地
菊坂を下り、西に進むと、白山通りにぶつかります。「西方」信号の交差点を右に曲がってください。

道なりに進むと、あっという間に出会うのが樋口一葉終焉の地。石碑には日記が刻まれています。

一葉の略歴などをまとめたパンフレットも手に入ります。読み応えがあり面白いです!

すぐ隣には「まいばすけっと」があるので、ここで飲み物などを調達することもできます!

終焉の地〜西片公園まで
ここからは、西方公園を経由して、法眞寺へと向かいます。
法眞寺は一葉の菩提寺で、静かな住宅街の中に佇む落ち着いたお寺です。境内には彼女の墓所や、当時を偲ぶ史跡があります。
白山通りから脇道に。写真では右の道に進みます。

暫く歩くと、ゆるやかな坂が。上っていきます。

坂道を進むと「新坂(福山坂)」に合流します。少し急勾配です。これが程よくつかれて気持ちのいい道です。

西片公園―坂にちょっとつかれたら
坂を登り、暫く歩くと、途中で、西片公園が現れます。

西片公園の敷地内はきれいに整備され、遊具なども充実しています。

多目的トイレやベビールームも完備されています。トイレは清潔で使いやすく、散歩の途中でも安心です。

法眞寺へ―樋口一葉の菩提寺
公園をあとにしましょう。ここからは法眞寺へ。写真中央の道を進みます。ここが難しいので注意です。ですが、このあとはひたすら道なりです。

道なりに進むと、本郷通りにぶつかります。ここまでの道も静かな住宅街です。実際の景色は歩いて、見てください。

本郷通りにぶつかったら、右へ。左手に赤門が見えるまで歩いてください。

その向かいに法眞寺の入口。落ち着いた佇まいです。門をくぐると緑豊かな境内が広がります。

本堂はコンパクトにまとまり、緑と水が綺麗な道でした。樋口一葉の菩提寺である法眞寺は、現在も静かにあります。

境内には腰衣観音。穏やかな表情に癒やされます。ちなみに、この右手にはお墓が。檀家さん以外は、無闇に近づかないようにご注意ください。

本堂の外装は、意外にも大正モダンな雰囲気。アールデコ調の窓が印象的です。文化の街文京区にぴったりの雰囲気です。

境内には「銀時計」というカフェも併設されており、こちらでひと休みできます。

こちらの取材をしていたとき、偶然、境内を掃除している方からお話を聞くことができました。
こちら、現在はただの駐車場ですが、かつては、一葉が最後に暮らした「桜木の宿」が建っていたそうです。本当に跡形もありませんが、歴史とはこのような無情さも、はらんでいます。

休憩におすすめのカフェ
散歩コースは以上です。こちらまでくると、都営大江戸線本郷三丁目駅4番出口から徒歩6分。ここから移動することも可能です。
しかし、このタイミングで休みたい、という方に向けて2つのカフェをご紹介します。なお、境内の「銀時計」はこの日閉まっていたので、中を確かめることができませんでした。ご了承ください。
- Newbury tea and Coffee
- 金魚坂
Newbury tea and Coffee
まずは、Newbury tea and Coffee。東大の赤門の対面にあります。ギャラリーと併設しているカフェのようで、タイミングによってはアート作品を楽しむことができます。
内装は、白を基調としたシンプルな様子。この日に頼んだコーヒーとのコントラストも綺麗でした。

金魚坂
もう1つは金魚坂。こちらはコーヒーやケーキを楽しめるほか、本格的な中国茶を楽します。余談ですが、私が本当にお気に入りのお店の1つです。

こちらは以前記事にしています。詳細は以下よりご覧ください!
まとめ―猛暑で、なかなか動けない方へ
以上、文京区のお散歩コースのご紹介でした。実際に歩くと、起伏も激しく、ちょうどいい運動になります。都内には、たくさんの坂があることを改めて実感しました。
これを公開している2025/08/16時点では、猛暑が続いているので、無理は禁物です。しかし、猛暑ゆえに、なかなか外に出ることができず、運動不足になったり、体がなまったり、それが睡眠の崩れにつながったり。
夕方や、朝早く、たまにある涼しい日など、ここぞという時に、散歩して、太陽を浴びてほしいなと思っています。今回の記事はその願いを込めて書きました。
ちなみに、散歩前に知っておくべき知識として、クーリングスポットがあります。各地に用意されている避暑できる場所です。こちらも過去に詳細にまとめていますので、ぜひご覧ください。
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永井 達也
1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶
年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
日光と身近な生活を送るために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。