
宝塚市立手塚治虫記念館
こんにちは!ひなたログです☀️
本日のひなスポは、宝塚にある宝塚市立手塚治虫記念館。
こちら魅力をご紹介します!
基本情報・マップ
施設名 | 宝塚市立手塚治虫記念館 |
所在地 | 兵庫県宝塚市武庫川町7−65 |
アクセス | JR・阪急宝塚駅徒歩12分 |
営業時間 | 09:30~17:00(入館は16:30まで) 休館日:毎週月曜日(祝日と重なる日・春休み及び夏休み中開館)、12/29~12/31 |
入館料 | 大人:700円 中学生・高校生:300円 小学生:100円 |
駐車場 | 花のみち駐車場 8:00~22:00(入庫は21:30まで) 200円/30分。1日最大料金の設定なし 夜間留置の場合は営業時間外一泊1,500円 |
駐輪場 | 宝塚自転車駐輪場 5:00~翌1:00 自転車:100円/日 |
お手洗い | 多目的トイレあり |
自販機 | なし |
ベンチ | あり |
テーブル | あり |
おたばこ | 敷地内禁煙 |
公式HP | https://tezukaosamu.net/jp/museum/ |
こんな人におすすめ―ファンだけでなく、ぼーっとしたい人にも
宝塚でのんびりとした時間を過ごしたい方には、「宝塚市立手塚治虫記念館」がおすすめです。散歩コースとしても優れており、静かな庭園での休憩にぴったりです。
そして、言わずもがな、手塚治虫ファンにはぜひ来てほしい場所。
本当は、その魅力を内部もご紹介したいですが、あくまでひなたぼっこに向いているかをご紹介するひなたログでは惜しくも詳細には踏み込めず。

ただ、こうしてご紹介する以上、もちろんひなたぼっこに向いている場所です。その点は、これからご紹介するのでご安心ください。
花のみちを抜けるとこちらにたどり着きます。そのため、花のみちを散歩したあとにこちらに来ることをおすすめします。お散歩のひと休みも兼ねて、こちらで過ごすといい流れかと思います。
花の道は、以前、ひなたログでもご紹介しています。こちらからご覧ください!
ちなみに、手塚治虫への思いは、ミニエッセイで爆発させようと思います。こちらもお楽しみに!
ひなスポの魅力―広々と、ととのった庭でのんびり
実はこちらにはお庭があります。このお庭がなんとも広いのです。

お庭からも手塚治虫記念館に入ることもできます。お庭でのんびりしてから入ってもいいですし、記念館を見終えたあとに、屋外でのんびり休むこともできます。

ただ、広い庭があるだけでなく、様々な植物が植わっています。なかでもヤシの木はところどころにあり、華やかな見た目となっています。

なんと、こちらには、メインガーデンと称する、より作り込まれた庭園もあります。お散歩をより楽しくするための魅力的な場所も用意されています。
こちらは、祝日か否かにかかわらず、月曜日は入れないのでご注意ください。本当は中に入りたかったのですが、この日は祝日の月曜日でしたので、残念ながら入れませんでした。

ですが、少しだけ景色は楽しめたので、なんとか写真におさめることはできました。緑が生い茂っており、おそらく6月には紫陽花も楽しめると思います。

また、小さなお庭もあります。こちらには様々な水生植物があり、ビオトープのようになっています。多くの生物が生息しているだろうこちらを見ていると、水辺の生き物と出会えるかもしれません。

注意ポイント―アクセスにひと工夫必要です
こちらアクセスにちょっとした注意点が必要です。なるべく端的にご紹介します。
宝塚駅から花のみちを通ってたどり着くのが、宝塚市立手塚治虫記念館。駅から歩くと左奥に見えます。
しかし、もし、手塚治虫記念館に行きたいなら、花のみちから右側を歩いてください。
写真のように、右側にのみ横断歩道があります。左から行くと、手間になりますのでご注意を!

場所を知りたい方はこちら!(※Google Mapにアクセスします)
ひかげスポット―大きなヤシの木の下で
広々とした手塚治虫記念館の庭ですが、あまり木陰はありません。ですが、大きなヤシの木があります。木陰がほしいときはこちらの木の下に腰掛けるといいでしょう。

周辺情報―同じ庭を共有する宝塚市立文化芸術センター
実は同じ庭を挟んで、向かい側には、宝塚市立文化芸術センターがあります。このあたりは、手塚治虫記念館と宝塚市立文化芸術センターが並んでいるのです。

私が行ったときは休館で、残念ながらなかに入ることはできませんでした。このときの企画展は、中村佑介氏の展示会。
氏はイラストレーターとして有名ですが、作品でおそらく有名なのは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、書籍のカバーでいうと、「謎解きはディナーのあとで」や、「夜は短し歩けよ乙女」でしょう。
実は、このとき、花のみちにも、中村氏の企画展の旗がかかっていたのです。以下の記事で掲載した写真の中にも紛れていますので、ぜひ、探してみてください!
まちと私のミニエッセイ―謎とロマンは、夢へと広がる
私は1994年生まれで、手塚治虫氏はリアルタイムの人間ではありません。しかし、手塚治虫作品に強い影響を受けています。
『ブラックジャック』は中学生のときにのめり込むように読んでいました。また、実家にはたまたま『火の鳥』もあり、それもしっかり読みました。
私がいまさら言うまでもないですが、手塚治虫氏は、現代のアニメ制作の基礎を作った張本人。毎週放送する『鉄腕アトム』をなんとか間に合わせるために、数多くの手法を導入しています。
代表的なのは、「リミテッド・アニメーション」でしょうか。たとえば、キャラクターが話すとき、目と口だけ動かして、ほかはそのままにする手法です。
また、漫画という媒体に、映画のようなカット割りを盛り込み、それで大ヒット作品を生み出したパイオニアでもあるでしょう。車が走るシーン1つでも、だんだんクローズアップさせたり、カットを変えたり。
そのような躍動感あふれる切り出し方は、きっと、当時としては斬新で、映像が浮かんでくるような表現だったに違いありません。
ですが、私は手塚治虫氏の表現それだけでなく、考え方や、本人の価値観に強く惹かれました。実際、記念館に行ったときに膝を打った言葉を1つご紹介します。
今日、科学技術の発達と世界各地の開発や探求によって、謎や神秘が次々に解明されて、だんだん夢やロマンが失われてきたと、よく言われます。(中略)そのうちに、人間はあらゆる謎を全部解いてしまって、子どもたちなんか夢を持たなくなるんじゃないか、なんてことを大人は心配しています。とんでもない。ひとつの謎が解かれれば、その十倍の新しい謎がそこから発生する、というのがボクの持論です。
手塚治虫氏は、謎や夢やロマンを大切にしたことは、作品を通してでもわかると思います。特に子どもたちが夢を持つことになにか寄与したいという思いがあったようです。
そして、氏が誰よりも夢やロマンを持ち続けたのでしょう。だからこそ、1つのことが解明されると、次から次へと気になることが増えたのかもしれません。
僭越ながら、私もこの考え方を、実感したことがあります。たとえば、プログラミング言語。
以前、ちょっとした機会があり、プログラミング言語を学んだのですが、まずは、書き方を学び、できることを学び、実際にちょっと書いてみました。
実はこのサイトに載せている画像は、拡張子やサイズを変えているのですが、その自動化プログラムは私が作ったものなのです。1つの成果物を生んだときは嬉しかったものです。
しかし、しばらくすると、そもそもなんで、プログラムを書いたものが動くのかと気になりました。実際調べて、CPUなどのハードウェアと密接に関わることを知りました。
そうしたら、今度はCPUのどの部分とどう関わるのか、機会は本当にプログラミング言語の表記通り理解しているのか、ではAIはどのような仕組みなのか・・・次々と気になることにぶつかるのです。
高性能化したPCやAIの浸透などで、人間が考えることは減っているでしょう。何も考えずとも暮らすこともできるようになっています。
ですが、ちょっと考えてみると、魔法のような便利なテクノロジーも気になることだらけです。そして、そこにロマンを抱き、夢を見つける人も現れるでしょう。
きっと手塚治虫氏のいう夢やロマンは、このようなことかもしれません。
私も年齢に関係なく、素朴な疑問を持ち、謎を見つけて、追っかけてみる人であり続けないといけませんね。
身の回りに溢れるあれこれにも謎が詰まっています。散歩したら見つけた景色や花、出会った建物や道など、「これってどういうことかな?」と気にしてみてはいかがでしょうか?
きっと、毎日通る道、毎日見るものが面白く見えてくるでしょう。そうしたら、毎日が楽しくなりますね。
宝塚市立手塚治虫記念館のご紹介は以上です。こちらのひなスポはいかがでしょうか?
陽の光をめいっぱい浴びたい人、普段のお散歩がマンネリ化している人。ぜひ、こちらでゆったりとした時間を。
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永井 達也
1994年6月13日生。東京都出身。
ひなたログのライター・SNS担当者。
趣味:散歩・靴磨き・書道・お茶
年間500回ほど散歩する散歩マニア。おかげで東京23区内なら、地図なしでだいたいは歩けるようになりました。
みなさまが気楽に日光浴できるための情報を記事にしています。実際に現地に赴いて肌で感じたことを、散歩マニアの視点から、飾らず、まっすぐお届けします。
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